はじめに:LINEの多言語翻訳機能で世界が広がる!
LINEは、国内だけでなく世界中で利用されているコミュニケーションツールです。 友人や家族との連絡手段として、多くの人が日常的に利用しています。
その一方で、
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「海外の友達とLINEで繋がりたいけど、言葉の壁が不安…」
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「旅行先で現地の言葉が分からず、コミュニケーションに困ってしまう…」
といった経験はありませんか?
LINEの多言語翻訳機能を使えば、言葉の壁を気にすることなく、世界中の人々とスムーズにコミュニケーションを取ることができます。
今まで諦めていた、
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海外の友達との交流
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旅行先での現地の人とのコミュニケーション
も、LINEの翻訳機能があれば、もっと気軽に、もっと楽しくなります。
この章では、LINEの多言語翻訳機能がもたらす可能性について、具体的な例を交えながら解説していきます。
LINEの翻訳機能とは?
LINEの翻訳機能とは、LINEアプリ上でテキストや音声メッセージをリアルタイムに翻訳できる機能です。これにより、外国語が話せなくても、異なる言語を使う友人や家族とスムーズにコミュニケーションを取ることが可能になります。
項目 |
説明 |
---|---|
翻訳可能な範囲 |
テキストメッセージ、音声メッセージ |
対応言語 |
英語、韓国語、中国語(簡体字・繁体字)、タイ語など、100以上の言語 |
LINEの翻訳機能は、日々進化しており、対応言語数も増加傾向にあります。最新の対応言語については、LINEの公式ページをご確認ください。
多言語対応でコミュニケーションをスムーズに
LINEの翻訳機能は、多言語に対応しているため、国籍の異なる友人とのコミュニケーションを円滑にすることができます。日本語を母国語としない友人とのコミュニケーションも、LINEの翻訳機能を使えばスムーズに行うことができます。
例えば、以下のような場合に役立ちます。
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海外の友人とLINEで連絡を取りたい場合
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外国語の勉強をしている際に、ネイティブの表現を確認したい場合
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旅行先で現地の人とコミュニケーションを取りたい場合
言語 |
対応状況 |
---|---|
英語 |
対応済み |
韓国語 |
対応済み |
中国語(簡体字/繁体字) |
対応済み |
スペイン語 |
対応済み |
フランス語 |
対応済み |
その他多数 |
対応済み |
対応言語は随時追加されているため、今後さらに多くの言語でコミュニケーションが可能になることが期待されます。
翻訳できる範囲と対応言語
LINEの翻訳機能は、あらゆる範囲のテキストを翻訳できるわけではありません。
翻訳可能な範囲は、
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1対1のトークルーム
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グループトークルーム
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LINE VOOM
です。
しかし、現時点では、LINE公式アカウントやLINE OpenChatなど、一部機能では翻訳を利用できません。
対応言語は非常に豊富です。英語はもちろんのこと、中国語、韓国語、スペイン語など、世界の主要言語を含む多くの言語に対応しています。
具体的な対応言語数は、公式の情報を参照することを推奨します。
分類 |
対応言語数 |
---|---|
テキスト翻訳 |
100以上 |
音声入力&音声翻訳 |
30以上 |
上記の表の通り、テキスト翻訳と音声翻訳では対応言語数が異なります。音声翻訳は、今後対応言語が追加される可能性があります。
LINEの翻訳機能の使い方
LINEの翻訳機能は、リアルタイムでメッセージを送受信できるトーク画面はもちろん、メッセージや音声入力にも対応しており、簡単に使うことができます。
1 トーク画面でのリアルタイム翻訳
トーク画面上部の翻訳アイコンをタップすると、設定した言語に自動で翻訳されたメッセージが表示されます。
2 メッセージの翻訳方法
翻訳したいメッセージを長押しし、表示されたメニューから「翻訳」を選択します。
選択肢 |
説明 |
---|---|
翻訳 |
メッセージを翻訳します |
元の言語で表示 |
翻訳前の元の言語でメッセージを表示します |
3 音声入力での翻訳方法
メッセージ入力欄のマイクボタンをタップし、翻訳したい言語を話しかけます。音声入力されたメッセージが翻訳され、送信されます。
4 翻訳結果の修正とフィードバック
翻訳結果が不自然な場合は、修正したり、LINEにフィードバックを送信することができます。
トーク画面でのリアルタイム翻訳
LINEのリアルタイム翻訳機能を使えば、トーク画面で相手と違う言語で話していても、まるで同じ言語で話しているかのようにコミュニケーションを取ることが可能です。
リアルタイム翻訳が可能な条件
リアルタイム翻訳機能を使うには、以下の条件を満たしている必要があります。
条件 |
説明 |
---|---|
LINEのバージョン |
最新バージョンであることを確認してください。 |
デバイスの言語設定 |
翻訳したい言語に対応していることを確認してください。 |
インターネット接続環境 |
安定したインターネット接続が必要です。 |
上記条件を満たしていれば、トーク画面上部に翻訳アイコンが表示されます。アイコンをタップすると、リアルタイム翻訳が開始されます。相手のメッセージは設定した言語に翻訳され、自分のメッセージも相手に伝わるように翻訳されます。
ただし、リアルタイム翻訳機能は、全ての言語で利用できるわけではありません。対応言語については、LINEの公式ヘルプページをご確認ください。
メッセージの翻訳方法
LINEでは、送信されたメッセージや自分が送信する前のメッセージを翻訳することができます。
対象 |
翻訳方法 |
---|---|
受信メッセージ |
翻訳したいメッセージを長押しし、メニューから「翻訳」を選択します。 |
送信メッセージ |
メッセージ入力欄にテキストを入力後、送信ボタンの左側にある「地球」アイコンをタップし、翻訳したい言語を選択してから送信します。 |
翻訳されたメッセージは、元のメッセージの下に表示されます。
ちなみに、翻訳に対応している言語は、設定画面で確認・追加が可能です。
音声入力での翻訳方法
LINEの翻訳機能では、テキスト入力だけでなく、音声入力にも対応しています。
外国語で音声メッセージを送りたい場合や、長文メッセージをスムーズに入力したい場合に便利です。
音声入力の手順
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iOS |
Android |
---|---|---|
1 |
メッセージ入力欄のマイクボタンをタップ |
マイクアイコンをタップ |
2 |
話したい内容を話す |
話したい内容を話す |
3 |
音声認識が完了したら送信ボタンをタップ |
音声認識が完了したら送信ボタンをタップ |
音声入力で翻訳を利用する際は、周囲の環境に気を配り、雑音が入らないように注意しましょう。 また、発音によっては正確に認識されない場合もあるため、翻訳結果を確認してから送信することが大切です。
翻訳結果の修正とフィードバック
LINEの翻訳機能は常に進化を続けており、その精度向上にはユーザーからのフィードバックが役立っています。翻訳結果に誤りや改善点を見つけた場合は、フィードバックを送信して開発に貢献することができます。
操作手順 |
説明 |
---|---|
1. 翻訳結果の吹き出しを長押しする |
フィードバックを送信するためのメニューが表示されます。 |
2. 「翻訳の修正を提案」を選択する |
修正後の翻訳を入力できる画面が表示されます。 |
3. 修正内容を入力し、「送信」をタップする |
入力した修正内容がLINEに送信されます。この情報は、今後の翻訳精度の向上に役立てられます。 |
積極的にフィードバックを送信することで、より自然で正確な翻訳をLINEで体験できるようになるでしょう。
リッチメニューをバイリンガル化するには?
現在の公式アカウントではリッチメニューは画像のため全て1つの言語に統一されてしまうため、非対応となっています。また送信した内容を別の言語に翻訳する時はどうしてもかたことになり、誤解を与えてしまうのはいなめません。
Connect Verseでは多言語対応しています
Connect Verseでは好きなように言語設定ができます。今回は日本語と英語で作るやり方を説明します。
1. 登録用のQRコードを「日本語向け」と「英語向け」の2つ作成します。
Connect VerseではQRコード別にCVR(登録率)を計測するために多種類の登録用QRコードを作成できます
2. それぞれ登録時に自動タグ付けをします。
日本語向けのQRコード登録時に「日本語向け」のタグを自動で付くように設定。そして英語向けQRコードにも登録時に「英語向け」のタグを自動で付くように設定します。
3. リッチメニューを日本語向けと英語向けで設定する。
日本語向けのタグが付いているユーザーには日本語で作成したリッチメニューを設定し、英語向けのタグが付いているユーザーには英語でリッチメニューを作成して設定します。
4. 登録時のQRコード別自動タグ付けにより配信も分別可能
日本語のタグの付いているユーザーには日本語で配信。英語のタグのユーザーにはあらかじめ翻訳した英語の文章を配信が可能。
まとめ: 近年増加しているインバウンドに対応したバイリンガル対応は必須か?
来日してくる人は日本ではLINEが便利な事を知っていますし、LINEのアプリ自体が多言語化しています。しかし送信されてくる内容が日本語だと翻訳する前にスルーしてしまう可能性がとても高いです。もしあなたが迷惑メールが来た時、英語の文章のものをわざわざ翻訳して確認しますか?
それと一緒で画像や相手に理解できる言語を送信する事でユーザーに見て欲しい訴求を直観的に送る事ができます。
飲食店での利便性とクーポンによる再配信。また予約や忘れ物などでお店に連絡してくる事も考えられるでしょう。
越境ECを行っていれば帰国後も購入を促す事ができます。